育鵬社教科書は「安倍晋三ブレーン教科書」

朝日新聞に、安倍晋三自民党総裁のブレーンとして日本教育再生機構八木秀次理事長と岡崎久彦顧問が紹介されています。八木氏は育鵬社教科書改善の会)歴史・公民教科書の執筆者、岡崎氏は育鵬社歴史教科書の執筆者です。


11日付朝日新聞夕刊1面
総選挙 ブレーンは今 政権・政策支えた学者や元官僚ら 復帰なるか注視
(前略)
安倍氏が体調不良を理由に退陣した2007年、首相の諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」は、集団的自衛権の行使を容認する報告書をまとめる寸前だった。メンバーだった元外交官の岡崎久彦氏(82)は「安倍さんは当時、体調が悪いのを自覚し、議論をすごく急いでいた」と振り返る。
その後、福田内閣は報告書を棚上げした。岡崎氏は「福田内閣が安倍改革をつぶした。安倍さんが首相になればすぐ議論を再開するだろう」。尖閣問題で「日米関係が強化されると中国はこれ以上出てこない。米国と歩調が合えば実効支配のためには何をしても構わない」という対中強硬派だ。「大事な話があったら安倍さんに言いに行くよ」
高崎経済大教授の八木秀次氏(50)は安倍内閣が設置した教育再生会議に提言してきた。安倍内閣が改正した教育基本法に基づく教科書作りを民主党政権下でも続けた。自民党は「子供たちが日本の伝統文化に誇りを持てる内容の教科書」を目指して「教科書検定基準の抜本的改善」を公約に掲げる。八木氏は「当然やるべきことを盛り込んだ」と称賛。11月に安倍氏と会い、「(戦後レジームなどの)難しい言葉は使わない方がいい」と助言した。
(以下略)

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