訂正したからといって、社会的責任を免れるものではありません

秋も深まってきました。間違いだらけの自由社版教科書はいつになったら回収されるのでしょうか。文部科学省横浜市教委は何をしているのでしょうか?

「新しい歴史教科書をつくる会」ホームページ(2003年12月19日)より
 このようにミスを連発する東京書籍は「チェック態勢の見直しを進めているところだが、結果的に、昨年の刷り直しでも見過ごしてしまった」と答えています。しかし、教科書会社最大手によるこのようなミスの連発が、その偏向する内容とともに、教科書に対する社会的信頼を失墜させていることは確実です。訂正したからといって、社会的責任を免れるものではありません。
 この事態に対し、文部科学省教科書課は「完成度を高めて欲しい」というコメントを発表していますが、そう願っているのは、実際に教科書を使って被害に遭っている子どもたちであり、税金を支払って無償で子どもたちに教科書を提供しているわれわれ国民なのです。

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