AERAが報道 自由社版教科書の重大欠陥

このブログで取り上げてきた「新しい歴史教科書をつくる会自由社版中学校歴史教科書の写真の裏焼きなどの重大な問題点(歴史観以前の欠陥)が、きょう発売の「AERA」で報道されました。
藤岡信勝氏(自称拓殖大学教授、実は客員教授)は、自由社版教科書の代表執筆者であり、発行を主導する団体「つくる会」の会長であり、「自由社の経営、業務に関する全権を代行」7月25日付参照しているのに開き直ったコメントをしています。

代表執筆者の藤岡氏はこう話す。
「私もチェックしたが、検定官が気づかなかったぐらいだから、見つけるのは難しかった」
そして、こう続けた。
「大手の東京書籍でさえ2年連続で大量の間違いを指摘されたこともあった。ミスはいけないが、自由社だけことさらに言うのは排除の論理、為にする議論ではないか」

「東京書籍でさえ」…ウソだらけの自虐教科書だったのでは? 「検定官でさえ」…都合が悪くなると、近隣諸国条項執行人から優秀な官僚になるようです。「自由社だけことさら言うのは」…ここまで欠陥だらけの教科書は自由社だけです。

過去には、冠詞の欠落や大文字と小文字の取り違いなど、計20数カ所の初歩的ミスで38万部を回収した英語教科書の例もある。文科省はどう判断するのだろうか。

即刻回収しかありません。
つくる会」や自由社版教科書の実態解明に対しては、ネット言論への弾圧があり、次々と消されましたが、遂に活字メディアが本格的に取り上げてくれました。

言論弾圧の経緯は下記リンクをご参照ください。
 ・産経デジタルが藤岡信勝氏の肩書詐称を公表したブログを閉鎖
 ・産経デジタルがさらに3ブログ一斉閉鎖
閉鎖されたブログに書かれていた内容の一部です(ウェブ魚拓より)。
 ・自由社版教科書への右派からの批判
 ・自由社版教科書市販本の表紙はタイのガラクタ
 ・藤岡信勝氏の代理人弁護士は統一協会構成員
 ・藤岡信勝元教授「正論」7月号でも肩書詐称
 ・藤岡信勝氏が検定申請前に中身を第三者に見せた
 ・自由社と文科省をつなぐ官僚OB小口浩一氏
 
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